[book][カーネギー]「人を動かす」を読んだ 〜 人に注意をする
移転しました。
人に進められてこの本を読んだのだが、これは非常に良い本。
やっぱり名著だと思う。
すばらしい
仕事や人間関係の基本だと思う
最高峰
価値最大化の原理原則
この本に書かれている事を実践できるなら、気持ちよく仕事できたり、コミュニケーションが非常に良くなるのではと思う。
なかでも人を批判する時の注意点が、興味深い。
※ほかの本なんかでもこの注意点書かれているけど、印象に残ったので書いてみる。
人を批判する時にまず人の事を褒めて、その後批判する場合がある。
新入社員のころ上司に、以下のように給料査定の時に言われた覚えがあるな。
「shohuはよくがんばっていて、非常に熱心に仕事をしているのでとても良いと思う。 しかし、いくつか問題がある。 ○○の時は、××のようにしないと駄目だ。 こういう時は・・・ だから君の給料は据え置きだ。
とのような感じ。
この本によれば、
「しかし」とか「だが」って言葉が出てくる時点までは、激励されていて良い気分だったのが、この言葉がでてきたとたん、褒め言葉が本心だったのか疑いたくなる
とのこと。まったくその通りだ。
このような感情のまま、お説教くらってもなんか身に入らないというか、身構えてしまうんだよね。しかもこの時は批判に対して全くなっとくがいかなかった。
※まぁ上司と部下なんで、こんなのどこでも誰もが言われてるとは思けど。
カーネギーの言葉を借りれば、このような時は「しかし」を「そして」に変えるとよいとのこと。
「shohuはよくがんばっていて、非常に熱心に仕事をしているのでとても良いと思う。 そして、このまま続けていれば、 ○○の時は、××のようにできるようにもなるし、 こういう時は・・・このようにする事もすぐ可能になると思う。 すぐに給料は上げれないがすぐあがると私は思っているので、引き続きがんばってくれ。
このように言われたのなら、まったく心境が違う。
給料はでもあげてくれっと引き下がるかもしれないが、聞いた時の印象がまるで違うのだ。
カーネギーの言葉を借りれば、
褒め言葉の後に批判が続かないので、素直に耳を傾ける事ができる。
さらに、直接批判される事に強く反発する人達に、驚くほど効果がある。
とのこと。実際に自分もそう思う。
批判しにくい立場や人に対しては効果は絶大なんではなかろうか。
勉強になるな、ほんと。